2013年8月25日日曜日

Pre-term終了。Fall Semester始まる。

いよいよ明日からFall Semesterが始まる。
初日からミクロ経済学、統計、マネジメント、とハードなスケジュールだ。
授業の様子はまた後日アップデートする。

2013年8月19日月曜日

ウォートン初の授業始まる!

先週金曜日にいよいよMGMT610(Foundations of Teamwork and Leadership)が始まった。
事前のリーディング課題に基づくクラスディスカッションと、起業経営のシミュレーションを行うチームワークが主な内容で、発言しないと教授からもチームメイトからも評価されないという、ノンネイティブには辛い内容。
いかにもMBAっぽい授業で楽しみにしていたが、正直悪戦苦闘している。

まず授業では一度も発言できていない。(後日追記:結局通算二回発言できました。。。)
リーディングについてしっかり準備はできているという自負はあるのだが、前の人の話した内容と重複しないようコメントしなくてはいけないため、聞き取りが重要になる。
その聞き取りにあまり自信がもてず遠慮してしまうのが理由の一つだ。
ただそんなことを言っていては成績が悪くなるばかりだし、なによりこういう環境でしっかり発言をできるようになることがMBAに来た一つの目的なので、次こそはと思って準備をしている。

チームとのディスカッションも地獄に近い。(苦笑)
事前に準備ができればいいのだが、チームメンバーがそれぞれ別々の役割を担っており、その役に課された課題は彼らしかアクセスできないので、彼らの発言の一つ一つを聞き取らなくてはいけないのだ。
しかも1セッション45分と限られており、時間が無い中で皆早口で話すためついていけない・・・。
たまたま自分はFinance系の役割を担っているのでexcelをいじっていれば済むのが少し気が楽なのだが、ディスカッションについていけないことに大きなフラストレーションを抱えている。
自分の目標はあくまでこのような英語環境でリーダーシップをとることなので、現実と理想とのギャップに辛い思いが募るなるばかりだ。この5日間で完成系に持っていくことは到底不可能だが、とにかく根性でくいついていくしかないだろう。

英語に関して言うと、この二年間は自分が英語にconfortableになる上での最後のチャンスだと思っている。それだけの危機感がある。この危機感をプラスのモチベーションに変えてこの先もやっていくしかない。

2013年8月13日火曜日

Learning Teamの発表と英語に対する危機意識

ウォートンにおける主要なコミュニティの一つとして、密かに期待しているLearning Teamが発表された。
メンバーの概要は以下のような感じ。
・Brian - 出身はボストン。投資銀行を経て自分のファンドを立ち上げている。今後は起業の道を進みたいそう。Air Force Academy (?)中退という経歴を持つ、デカくて寡黙な男。メキシコ(たぶん西海岸側)のビーチがお気に入り。
・Matt - 出身はアトランタ。ベインを経て、直近はオーストラリアのカンタス航空で勤務。MBA後はべインに戻るそうだが、中期的にはHospitality Industryで働きたいらしい。スキンヘッドで自分が以前お世話になったカウンセラーにかなり似ている!(笑)
・Christina - 出身はニューヨーク。ヘッジファンドのオペレーション及びセールス出身。マラソンやバイクをやっているらしく、アスレチックな雰囲気。
・Melvika - インド出身。直近はコンサルだが、その前はBollywood(インドの映画業界)で働いていたそう。見た目ではそんなにわからないが、家族が皆医者で自身もボーディングスクール出身とのことなので間違いなくお嬢様なんだろう。留学中にインド関連の事業で起業したいとのこと。
・Luisa - ケニア出身。大学からアメリカで、直近はニューヨークに住んでいたそう。仕事は最初は金融でその後金融関連のコンサルにスイッチしたとのこと。彼女もケニアではボーディングスクールに通っていたらしい。
・自分 - IBD/PEというウォートンでは典型的な経歴を持つ完全文系の純日本人。

Learning Teamについては、インターナショナル比率も男女比もいい感じにばらけたなという感じ。
キャリア的には金融とコンサルに偏っている気がするが、恐らくそれぞれユニークな経験をしてきているようなので悪くない。
自分は何とかモデリング等で付加価値を提供できればと思う。

ちなみに面白かったのは、To Doリストを作ったり、パーティの参加者をExcelにまとめるようなマメなタイプがうちのLearning Teamには多いということ。(さすがプロフェッショナルファーム出身だけある!)
加えて、皆物静かで内省的な雰囲気がでていること。アメリカではよくIntrovert(内向的)、Extrovert(外向的)という言葉を使うが、このラーニングチームは圧倒的にIntrovertが多そうだ。
Pre-term中は騒ぐのが好きだったり、よくしゃべる人が目立っていただけに、ラーニングチームのいぶし銀な雰囲気は新鮮に感じる。
いっしょに仕事をするという意味では、自分にとり働きやすいよいチームがアサインされたのではないかと思う。(期待も込めて)
これから一緒に飲みに行ったりホームパーティに誘ったりして、仲良くなれればいいな。

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さて、Retreatでは上記のLearning Teamのメンバーやその他のCohortのメンバーといっしょに共同作業をいくつか行ったのだが、その際に引率者から与えられたインストラクションやチーム内での作戦会議の英語が分からず苦労するという、今更ながらにかなり苦い思いを味わった。
具体的にイメージがしづらい抽象的な会話の50%は理解できていないような気がする。留学生ばかりのSIIBSが終わり、Pretermでアメリカ人に囲まれるようになって薄々気づいていたものの、今回改めて知った自分の英語の聞き取り能力の低さには正直ヘコんだ。
理想を言うと、ラーニングチームの議論を自らリードしたり、今回のRetreatの引率者のようなリーダーシップポジションでも今後活躍したいと思っているのだが、今のままでは到底無理だということがわかった。
英語力について、授業やパーティでの会話を通じて今後1年間かけて上達すればいいや/上達するだろうと思っていた。
しかしそんな悠長な考えでは一年後思ったほどの上達は得られないような気がするし、この一年間に多くの機会を得られないままみすみす見過ごしてしまうはめになりそうな気がする。
そして何より、英語が聞き取れないまま物事をやり過ごし主体性を発揮できないのは、実にストレスフルな経験である。
今後はリスニング能力の強化にきちんと時間を投資してより短期間での成長を実現したい。勉強やソーシャルの邪魔になると敬遠していたが、まずはテレビの鑑賞からスタートしようか。

2013年8月12日月曜日

Math Exam 終了。。。

ここ一週間くらい苦しめられていたMathの試験を今朝受験した。
本来は7月中にオンラインで受験し、それに受かれば今回の受験は免除になる予定だったが、高校でまともに微分・積分を勉強した記憶が無かっため、オンラインテストは受験すらせず、今に至った。
こちらに来て勉強すればなんとかなると高をくくっていたが、それは大いなる間違いだった。テスト準備用のクラスに出席したところ、まるでアラビア語を勉強しているような感覚に陥ってしまった。
親切な友人たちに教えてもらって何とか主要なコンセプトのいくつかを理解するに至ったが、テストにちゃんと合格するまで理解が高まったとは正直言い難い。4択の試験だったので、なんとか奇跡が起こらんことを祈るばかりだ。
結果が発表され愕然とする可能性は高いものの、ここ最近は数学の事で頭がいっぱいで洪水のように毎日流れてくるソーシャルの波に乗り切れなかったので、とりあえずテストが終わってほっとしている。

明日はRetreatというイベントで、クラスメートと郊外に出かける予定だ。
いよいよラーニングチームが発表されるので、どんなメンバーといっしょになるのか楽しみでもあり、不安でもある。
とにかく朝早いので(6時半集合!)そろそろ寝よう。

(後日追記: 30点中20点を獲得し、辛くも試験にパスしました。ただ今後のミクロ経済や統計学でも数学に苦しめられるであろうことは想像に難くありません。。。)

2013年8月6日火曜日

恐るべし、移民パワー!

引き続き、お祭りのようなPre-term期間が続いている。
昨日のブログに書いた通り、ここ数日は「Nice to meet you!」レベルの会話をひたすら続けているのであまり深い話はできていないが、その分多種多様なクラスメートにランダムに会うことが出来るのがPre-term期間の面白さだと思う。

今日はYale大学出身の元女子プロゴルファーや、メキシコ育ちの元ジュニアオリンピック水泳選手で現在年商15億円のビジネスを営む起業家に出会った。
面白いことに、二人とも韓国系移民だ。また、二日前には、ハーバード出身で日本語が堪能なK-Popシンガーにも出会った。
彼らは単に勉学が優秀なだけではなく、スポーツや趣味もプロレベル。恐るべし韓国系移民パワーだ!

また、彼らほど特殊なバックグランドではないが、他にも多様な経験をしてきた同級生たちが数多くいる。
シンガポールでコンサルをした後に南アのNPOに転職したインド人。
英国育ちでアブダビのマッキンゼーから社費で来ているドイツ人。
カナダで育ち韓国で建築家をしていた中華系カナダ人、など。文字通り数えればきりがない。

ウォールストリートで鍛え上げられた白人系のアメリカ人も間違いなく超優秀で頭のキレるやつが多いと思うが、世界中で学び働いた経験のある留学生や移民系アメリカ人の好奇心やハングリー精神も間違いなく尊敬に値する。
多様な同級生と机を並べて学ぶこの二年間が、これまで他国への移民経験の無かった「純ジャパ」の自分にどのような影響を与えるか、そして二年後の自分が一体どうなっているのか、考えるだけでゾクゾクする。

2013年8月5日月曜日

Pre-term始まる

昨日、とうとうPre-termが始まった!

大講堂で行われた入学式的なものを除き、800人超の一年生を4つのグループに分ける「クラスター」ごとに、現在様々なオリエンテーションが開催されている。
Pre-term期間中にとにかく多くのの同級生と交流するようプログラムが組まれており、あらゆるイベントで隣り合わせた同級生と「Nice to meet you!」を繰り返している。
これから二年間を共に過ごす同級生との出会いは純粋に楽しく、世界中から集まった優秀でやる気に溢れた彼らからこれからたくさんのことを学べるかと思うとワクワクする。

ただ朝から晩までパーティが続いているような状況なので、一日が終わるころには文字通りぐったりだ(笑)
しかも朝晩にMath Campと呼ばれる数学のコースも計四回組み込まれており、脳みそがグリングリンになりそうだ。

Pre-termが終わるとクラスターの仲間と顔を合わせる機会は一年生の春学期修了後まで無いと聞いているので、少々疲れるがこのまま無理してでも走り抜けようかと思う。

2013年8月3日土曜日

早速勉強中・・・


母の嵐のようなアメリカ滞在が終わり、フィリーでは早くも授業がスタートしている。
本授業の準備講座であるPretermは8月4日からなのだが、そのPretermに先駆けて、Waiver Examの準備講座が3日に亘り開かれた。Waiver Examとは、合格すれば必修の授業をパスできるテストのこと。4日のPreterm初日にAccountingのWaiver Examがあるので、現在シコシコお勉強中だ。

元来簿記が大の苦手で、新卒入社前に課せられていた簿記三級の試験には、一度落ちてしまったほど。。。(その時はこんなんで投資銀行でやっていけるのかとずいぶんと自信喪失した(笑))
しかしその後、新卒入社直後のNY研修や実務を通じて、アカウンティングに対する苦手意識はいつのまにか消えた。
あの全くの会計ド素人だった新卒時代を振り返ると、今こうして、会計「経験者」として授業をWaiveしようとしているのは少し感慨深いものがある。
ただ、日本の有報にあたるアメリカの10Kがあまり見慣れないこともあり、現段階での過去問の正解率は50%程度といったところ・・・。
会計の授業はレクチャー中心で自分としてはあまり得るものはなさそうとの理解なので、これからしっかり勉強して、確実にWaiveできるように準備しておこうと思う。

ちなみに、実は今AccountingのWaiver Examだけではなく、FinanceのPlacement Exam(半期で終了するAcceleratedのクラスへの編入試験)にもサインアップしている。
しかし、Placement Exam用の授業を受けてみたところ、恥ずかしながら授業のスピードに全くついていくことができなかった・・・。
そんなわけで受験を断念しようと思案中だ。
Acceleratedのクラスでは、Option等のより難解なテーマを今回の準備講座と同じようなスピードでやることになるので、おとなしく通常の授業を受けたほうが良さそうだとの判断だ。
思えば今まで投資銀行に勤務しながらも、トレーダーやクオンツの同期の話す金利やスワップの話には全然ついていけなかった・・・。
MBAまで来てその辺の事がわからない人間でいつづけるのはいい加減恥ずかしいので、初心に帰りファイナンスは一から勉強してみようと思います!

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それにしてもWhartonの必修授業はミクロ経済、マクロ経済、統計、ファイナンス等、理数系の授業が本当に多い。
Preterm期間中にMathの授業も開催されるし。。。
高校の数学で赤点を取ったこともある完全文系な自分としては苦手な授業ばかりで、本授業が始まるのが少し恐ろしくなるくらい!
きっとこの辛そうな必修授業を終える頃には、自分の数学コンプレックスが少しは無くなっているといいな、と地味に期待してみている。さてどうなることやら!

2013年8月2日金曜日

International Student Orientation

今日は一日かけてInternational Student向けのOrientationがあった。
内容は、アメリカの授業スタイルの特徴や、保険の内容、キャリアセンターの紹介など。
SIIBS期間中に聞いた話と重複することが多く、特に目新しいことはなかったが、日本人以外のInternationalと集中的に出会えたことが結構楽しかった。
ちなみに今日話せたのは中国、韓国、タイ、欧州(フランス、ポーランド、ルクセンブルク)、南米(メキシコ、コロンビア、チリ)、アフリカ(ナイジェリア)の学生たち。

やはり日本人も含めて、留学生は自分の出身国・地域で固まりがちなんだけど、一方でWhartonの学生はさすが、閉鎖的な感じでは全くない。
むしろある国の一人の学生と仲良くなれば、その彼・彼女を通じて芋づる式に同じ国の学生とも仲良くなれる感じがする。これは結構いいなと思った。
あと、これは少し言うのははばかれるんだけど、今のところアメリカ人と話すよりも留学生と話す時の方が楽しい。留学生同士だと、自然と世界の文化や政治・経済の話になるので個人的には話がしやすいし、興味深い。

ただアメリカ人だってきっと掘れば面白いんだろうなあ。自分が彼ら・彼女たちの魅力をひきだせていないだけだと思うので、早くアメリカ人とも自然にバンバン面白い話ができるようになりたい!

2013年8月1日木曜日

ご近所さんと飲み会

Facebookを通じて集まった同じアパートの住人13名(皆ウォートンの一年生)で初めてのディナーをした。
場所はSampanというModern Asian Restaurantでちょっと高級な居酒屋的なお店。飯は旨かったけど、ワイン込みで80ドルと財布には全然優しくなかった・・・。

今回久しぶりに(!?)アメリカ人たちと話していて気付いたのは、彼らのアメフトや地元トークについていくのが大変ということ。
もちろん自分のリスニング力がイマイチで聞き取れないこともあるのだが、そもそも慣れないトピックについていくのはやっぱり辛い。
アメフトを勉強するか、若しくは、アメフトよりもエキサイティングな話題をこちらから提供して相手をImpressできるようになりたいと強く思った。

せっかくのご近所さんたちなので、今後は個人的に数人ずつ家に招いて、日本食でもてなしながらもっと仲良くなりたいなあ。