2017年2月6日月曜日

アメリカの反トランプデモに何を思う

公正な選挙という民主的プロセスによって選ばれたトランプ大統領。そのトランプ大統領は就任後早速、大統領令という実権を行使して特定国出身者のアメリカ入国の禁止した。

これに対して、全米で凄まじい反トランプデモが展開されている。また、自分のフェイスブックを見ても、留学時代の同級生達が感情的ともいえる態度でこの大統領に反対の意を表明している。これに呼応するように、ワシントン州の司法が、大統領令が違憲と決定。

この一連の報道等を見て、民主主義とは何かと考えさせられる。日本であれば、デモをする人はイロモノ扱いされるのでは?色眼鏡で見られることを恐れて、またそもそも選挙で決まってしまったことに諦めて、声を上げないことが多いのではないか?・・・というか、正直に言って、小心者の自分はそうするであろうと思う。
多数決で決まったのだから、絶対に服従しなくてはいけないとすると、それは全く民主的だとは言えない。少数派の意見でも、大切なことは、声を上げて社会に訴えることが大切で、声を上げることでその輪が広がり、権力者に影響を与えることができる。そんなことを世界一の民主国家とされるアメリカの例を見て思った今日この頃。


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